車検大国表現がみみっちくておかしい、という読者側からの反応があった。

 車検費用内訳を調べてみると、自賠責保険料と自動車重量税が割合のほとんどを占めている。 車検代行費は3万円ほど。
 JAMA 日本自動車工業会の報告によると、日本の車体課税は欧米諸国に比べ複雑かつ極めて過重負担で、2〜21倍もあるという。
 取得段階でも日本は極めて高いが、保有段階においては、イギリスの2倍、ドイツの3.2倍、米国の16倍。 フランスは自動車税を廃止。
 諸外国には車検時負担の自動車重量税は存在しない。 自動車国家米国には、取得税も自動車税も重量税もない。 従って車検時の陸運通過代は無料、という在米の方からのレポートがあった。
 やはり日本は、自動車に掛けられる税金が過激に高走っている国なのである。 (自動車対象に限らない一般的消費税は西欧諸国の方がはるかに高いので、紛らわしい計算のグラフ資料に目を狂わされることがある。)
 100万200万レペルの所得世帯でもなければ、気に止めるほどの問題ではないのかもしれない。