火山活動量と大陸配置が安定している期間の地球は、周期的に、決まった大気温範囲内の氷河期と中間期を繰り返している。

 これは何を原因とするのか。 人類の過去にも未来にも、あるのは氷河期と中間期の繰り返しばかりである。
 明後日は周期的に訪れる氷河期の運命しかないであろうか。
 周期的期間の地球気温は大気中の二酸化炭素量とほぼ同様に変化している。
 結論として、大気中の二酸化炭素量が減らない限り地球に氷河期は訪れない。 二酸化炭素量と別個に地球を氷河期に引き落とす重大原因は存在しない。