スもフも、韓国語でもなく中国語でもない。

 ス。 江戸時代以来、北上市の一集落に瀬川氏が暮らしていた。 その瀬川氏はスという渾名を頂戴していた。 カリエスのす。 南部氏が鳥ヶ谷崎城に落ち着く、江戸時代直前の古事に由縁する渾名であったようである。 (岩崎城ではまともに勤めて帰ってきたのだよ、という一報があった。)
 スの例。 長谷川町子。 藤山一郎。 稲尾和久
 フ。 これは湯田町の上の家・元に付けられた渾名。 フクちゃん。 実在人物であった叶福助は、現在も福助人形で大活躍の有名人である。 そっくりそのままの居ずまいで殿様に仕えていたのであろう。 それを南部氏が思い出し、名付けた渾名と考えられる。 読売新聞の 「フクちゃん」 も関係があるのかもしれない。 
 フの例。 大阪府知事。 東京都知事。 中曽根康弘。 河野一郎。 佐藤栄作。 長谷川一夫。 (一部似顔登場の可能性あり) 
 中国語では、フーテンの寅さんならぬ虎の一字がある。