かえってコピーするぐらいのちっちゃなことこそ大げさに取り上げて、悪戯活動の種にする仕掛けである。そういうことからも、もっともっと大きな働きと実成果が五万と世の中に満ち溢れているのに、気づかないでしまうのである。


手、というと、「蟹です」の蟹のイメージが伴っているようである。
グー、チョキ、パー、 蟹ばさみでもなし、とげとげの手甲でもなし。
ここは岩手県じゃないか。
岩手、グーの手ということか。


ところで、岩手、岩出という地名は、川に迫り出した山の地形に関した名前のようである。
岩の手という文字通りの意味では何のことかよく分からない。
ついでながら、岩手県だけに多い、エンデという地名も、農耕文化に取り入れられて、字は必ず飯豊とあてられ、三角形の山の麓の村落の名前となっている。
遠野市ではすっぽりと一つの緑色に覆われた六甲牛山が、エンデに目されていたようだ。
北上市沢内村江刺市などにこのセットが残っている。
他には、大きな飯豊連峰がある。
やはりイイデ、と少しなまって呼ばれているが、岩手県からの引用で後発的命名と考えられる。
山形側麓にに飯豊町があり、連峰より離れた福島県内に所々飯豊の地名が見られる。
農耕儀式由来のものではないのかもしれない。