数を数えた


この地下活動で亡くなった人の数ではない。


Yahoo! 掲示板にも書いたことであるが、自分というものが生まれてくるためにどのくらいの人数がいるか、計算の第一結果に、源の頼朝が幕府を開いた同時代に、なんと一億三千万人の先祖がこの世に生きていなければならないことが分かった。
その頃、二千万人も日本人がいただろうか。
単純に外へ外へと渡ればそうなるという、むしろ空想的な計算である。
この伝で、一億三千万人の一世代手前、六千五百万人の先祖の代までには、延べ人数でちょうど同じほぼ一億三千万人の先祖数が必要なことが算数でわかる。
これも大分重複している数であって、実在してこの世に人生を送ってきた人の実人数でない。
人の生の系列の脈筋は、かなり厚く混同していて渾然たるものであることが分かる。
逆方向に言えば、一段と往来の自由になってきたこの世の中の趨勢で、700年800年後には、やはり同じように人口数的に爆発的に自分の関係者が増えているということがありうる。
一般に、人間数が増えなくても、間柄関係数は、身分と関所のある昔と違って広域に急激に増えつつあると言えよう。
流れで言えば、お大名様も、お公家様も、一般の市民と平等に何かの業を修めて生活しているのであって、誰かと誰かの出会いのチャンスは巷に溢れているのである。


混血していない白人の数を数えた。
ちょっと他の資料にはない計算結果かもしれないのでメモしておこうと思う。
残念ながら少し古い1998年の資料による。
12億3千191万人。
この時中国人の人数、12億5千570万人。
インド人、9億7千93万人。
日本は1億2千629万人。
世界全人口、59億100万人。
アメリカ大陸の近代以前からの混血人数というものはわりと貴重なものであるようだ。
合衆国の伝統か、今多民族主義はあるようだが、現代はかえってメルティングポットと言われる融合主義の開豁さに果敢なものがないのかもしれない。
民族意識の殊に鮮明な時代であろうか。


日本全国に小学校23633校 中学校11134校 高等学校5450校
この各学校に地下があって毎日の電磁波作業があるのである。
各学校に一人ということはないが、一人としても毎年中学校から1万1千134人の秀才が出る勘定になる。
充分に全国の進学校を占める数であり、やがて日本国の番付を、余す所なく占めている各陣容の成員となっていることであろう。
運動場もまた負けることなく、日本国のスポーツ界の実勢をきっちりと建築構造物のように固めるのに、絶対的な働きを為してきているであろう。
すべてイギリス人の地下組織の酔狂な計画とお膳立てがあって、それにそのまま乗る者がいて可能な仕業であり、現実なのである。