へっつい小僧


こおろぎという言葉の由来には、へっつい小僧という意味が込められているという説がある。
小僧というのだから、白も黒も見分けない幼児みたいな年頃の子供が、一度経験したまま無反省に、すきっ腹を癒やしにへっついに取り付いていたという図であろうか。
親戚の家ででもあったろうか。


橋蔵親分以来捕り物帳のドラマが途切れることなく続いている日本のテレビドラマ界である。
本内村に捕り方が着た、という話があったが、江戸時代のことか、何の疑いであろうと、それっきりに忘れていたことがあった。
何だかちょっとした西洋風の庭のある家に住んでいたという記憶があるようだ。
うっかり空き地に構えていたようで、そのまま代を重ねて暮らしてきて今、登記簿上の所有権の問題が表れているという。
それで「いごうしている」という語呂が使われているのである。