ロバ呼ばわりされていた男が


天保の目明しだったというのは、ここの話ではなかったようだ。
残念なことに、その時点では薄弱者になっていて、山下清みたいに何時間も美少女の後をつけた事があったらしく、警戒されてお巡りさんを呼ばれたことがあったという話がある。
何だか川土手の草原で、フランス人形みたいにかわいい美少女と二人きりで出くわされたというのである。
後のアナロジーであるが、はな初めから、警察、警察、という地下からの合いの手が入る場合がある。
その気も何もない内に、あまり早い。
例によって、当時の一部忠実な再現なのかもしれない。
他にも類似例があるが、この場合、疑わしいというだけで、挙げられたのではなかったのかもしれない。
顔でいえば、ヘンリー・フォンダだという。
頭がわるくなっても、手が覚えていてひとりでに直せたという、修繕屋であったらしい。


歌手にも美少女疑惑というものを身にまとった人が何人かいて、なかなか活躍しておられる。
人目に付くような所にいて、親御さんに警戒されて調べられたという類もあろう。