平均寿命と性生活の統計


話があまり変わるが、平均寿命のベストテンを見ると、カナダ、スイス、オーストラリアといった国と並んで、イタリア、フランス、スペインの三国がある。
特にスペインは西欧では個人所得が高い方でなく、健康年齢となるとカナダ、フランスを抜いて、更にトップに近づいているのが珍しい。
カトリック国で離婚も少なく、安定した家庭生活がいいのかもしれない。


同じ研究所の資料に拠ると、中国、日本の二国が性生活の満足度において、はなはだしく世界のレベルから陥没している。
回数も倍のレベルで違って少ない。
くっきりと、西洋人グループと東洋人グループが分かれて、性の回数に差が出ている。
また、東洋人は人生において、西洋人のように性生活を最重要関心事としていない。
出生率最低は、韓国と日本の二国であるが、東南アジアが特に低いということはない。
この資料は寿命の場合と違って、インターネット利用者のアンケート回答によるものであるから、東南アジアでは特殊な人たちが主に対象になっているのかもしれない。
しかし日本を含め、あからさまに西洋と東洋の差が見える統計資料である。
中国では、今国中の流行となっているビールが悪いのではないか、と気づき始めたという話がある。