お前は何のために生きているのだ


トップというより、日本でただ独りの、インテリジェンス伝達管の役目もあるが、また、何百年の日本国農民の裔として、家を空けないよう、がんばっている。


日本国民、割と易々と、家を空け(開け)られているそうだ、と誰かが話しているぞ。
国の境だって、前々から法をかすめて開けられていたというではないか。


ある高い地位と権限にあるお方が、立場も無くどうして運動のお相手をなされ始めたのか、いわば室を開けられたのか、ある報せに拠ると、お食事への心配りからではないか、という。
こういうことによつて知らずのうちに、家を他所の国にまで開けてしまっていることになりかねない日本国になっているのである。


するとどうすればいいのか。
どうしたって、先ず走らない。
世の中の起きたこともそうだが、長年月くわえられてきた日本国の眼に見えない無法組織の構え方も大事である。
一個二個の存在の有無で止まるとか変わるとかの、軽い装備ちょっとした計画ではない。
いわば百何十年の由来を、何かの形で利用して、先祖の思わくを遂げようとしているのである。
コピー係りを指差しているが、み輿されているような実はない。
コピー係りへの理由付けは、みな浅はかなものである。
簡単な事を考える場合ではない。
感情的になるのを押さえて、しろうとの「警察」捜査課になることである。
連帯して声を掛け合い、情報を収集することではないか。
織田信長だって、逐一敵の所在を確認する、インテリジェンスを使っていたはずである。
今日本国民は敵が誰かも見分けがつかないでいる。


日本国中の学校の下に地下職員がいて、毎日今日も明日も生徒を不公平に扱っている現実が想像できるだろうか。
百年以上もの長きに及んで、そうとう差別されてきたのだ。
コピー係りは音のしない屁をしてきたが、学校の地下とは、不法にもコソコソと、そういう所だということにもなろうか。
級友は全滅的に、生きてくれるなと同室の頃から願っていたという。
先生は、お前は早死にしそうだ、と言っていた人もいたが、担任はそうでもなかったという。
「ひとみれな」「見ずれな」と思いながらも、人間として優しくおられたのであろう。