人類の明日に伝えるメモ 4
1. 明治初めにも渡って来た人達の後に、1900年代に渡って来た人達がいるという報告である。
その人達の中には日本国の国家主義の方角に進んだ人達がいたという。
2. あまりにも卑しいアジア人を制作しようというのであるが、人を馬鹿にした冷たい話である。
3. 昔の因縁で子孫をいじめているが、無益な酷い悪戯に過ぎない。順番なら自分の方こそ恐ろしいことにならないか。
4. こういう者がいるから、というが、「こういう者」に頼まれてやっている訳でもなく、そういう者がいることにしてやっているのである。無駄な遊びからまりの地下が多い。
5. だからこのような無益な大事件を企んでいる者には、そういう者をどういう風にするという自分の目標がない、責任がない。
精神において完全に分裂した所にこそ、正直なコピー活動があるようだ。
6. ゲーテというとなぜかフェルネという言葉が飛んでくることがあった。
詩の特徴だけをわざわざ取り立てて言うのではあるまい。遠望にゲーテの子孫が見えているぞ、というのであったのかもしれない。もっと奥にゲーテの何かのふるまいを伝えるものがあるのかもしれない。
7. 日本人をだまして危険な穴に誘う方法。
イドだめだな、などとイドを批判したり、他人の事をイドだと言って、自分をすっかりイドでない者に思わせ、仲間みたいに身を寄せて手引きする。
2人目、3人目と出てきて、遂に説得してしまう。
かわし手のように、かばう人が出てきて、相手にさせてしまう。
似たような事を言う人が何人かいると思わせて油断させる。
塾の先生までが誘いに出て、女生徒を繰り出したことがあったという。
皆してコピー係りの者をいじめるにいいと思わせる。
8. 誰かを育てているのではない。何かの目標を掲げているのではない。ただ大事件が好きなのであるから、とどまりなく日本人を狙わせかねない。
9. どうせ何かしらの悪逆を突っ込まれることには変わりはなかったであろう。人類史に現れる段の最終幕と思い、書き写し係りの仕事を続ける気である。何百年目にして初めての告白が出ているのであるから。