組織は今や仁義もなくイド仕返し戦を強く指導しているようである



 

 イギリス人組織計画指導のイド運動であるから、W 町内の現場のように指導者の指示の下にイドを狙っていたとしても、結局組織に裏切られイドに売られてしまう成り行きなのである。今やイギリスはすっかりイドに全権を預け、むやみやたらに邁進させる腹積もりであるようだ。県内でも最適の住宅地が人知れず狙われているようだという噂がある。
 

 組織の最も醜い所は、自分の指示の下に忠実に行動しただけの女性を、やった奴、やった奴と無残にも敵に売り敵中に追い落とす、汚い、やくざにもある義理人情のひとかけらもない酷薄な所である。
 個人的な過ち犯罪はいろいろあるであろうが、大組織活動の手法として次々と同じような心無い復讐劇を繰り返して、止まることがない。人類史初のくらい珍しい薄さと無反省さではないか。歴史上の何と比べられよう。他人の所為にできているからやれる事なのである。そして極悪人遊び以上の理由、目的がない。
 次に醜い所は、上記のように徹底して最終的に自分が犯人ではなく、他人が犯人である。これはよく伝染して、獣心鏡本体の抜けがたい性根となっている。最後には公正に自分の悪業の報いを身に負わされる覚悟でやれるような非道レベルではない。西洋人は隠れていて東洋人ばかり表に立つ。そしてあるいは東洋人は擦り付けるように皆に恨まれてしまいそうなコピー係りの事を盛んに言い立てたりする。少しも有り難い運動ではない。
 次々と、先行人を見習ったように他人の事を言っていれば、自分の責任は決して見つからない、追及されないと思い込んでいる。どうしてか絶対に自分は悪くない。
 そして国民はなかなか犯人を見つけられない。人によっては、事件には犯行に及んでいる犯人というものがいるという事を忘れてしまうほど、頭を攫われ、死の危険がぴったりと身に寄り添っている状態に気が付かないでいることがあるようである。


 このようにして、犯人側の心理と被害者国民側の対犯人無能力が助け合って、実は、史上希なるポルポト的黒魔術作戦が可能となっていて、進行中なのである。