全ての事件は組織が犯人である


と見えていないようなところがある。
 危険の所在を知り、真実の敵を知り、人の世の常のように、まずお互いの安全確保、守りからあるべきではないだろうか。どうもそのような堅実な努力が人の世に欠けているようである。
 地域地域でお互いを余所に見ていないで、頻繁に声を掛け合い相談し肩を組むべきではないだろうか。本当の仲間かどうか敏感に見分け、だまし情報に釣り出されないように。
 地域があるべきである。
 とにかく、結局は自分達を狙うポルポト作戦中の外国人の奴隷にならなくてもいいではないか。常に、自分をだまさない友達と一緒にいて相談し合って、簡単に引っ張り込まれないよう生活の工夫ができればいい。
 地域の地下管理を自分達で握れれば安心である。疲れた同郷人を迎え入れることもできる。地下への入り口は近隣の民家等の建物内にある。