「すうせいき中に無くなる」 「しはんせいき」

 

 


 運動が数世紀経ったら消滅する仕掛けであるという意味であろう。
 「四半世紀」 自分の方が時間がある。(自分は40代であるが、)
 芋虫みたいに節も無くニョロニョロと続いていくものではない。続けられてきたものでもない。
一回こっきりの大綱目骨格に基づいてあるのみである。
 人類史最高山脈挑戦も成し遂げられてきた。二度とあるものではない。バッハからベートーベン。世界文学。バークレー哲学のふくらみ。四次元科学存在論の圧倒的現状。必ずしも正誤を言うのではない。そのライオン的繁栄振りを言うのである。
 日本で言えば、森鴎外吉田茂双葉山金田一京助新渡戸稲造石川啄木美濃部達吉、志生、金語楼、・・・斉藤茂吉宮沢賢治よりましなものが明日にあると思っている。
 人の世は進歩するものだと思っている。本当だろうか。吾等が腕力より高い峯が又と現ぜられる後の世があるとも思われない。
 絵に描いたような指導者、スター整列も過去の世となりつつある。


 一発一発が打ち上げ甲斐のある花火仕事なのである。現実に出ている者、出てきた者の運動である。それ以外に何の重みがある運動と言えよう。
 進学出世した者と遅れている者との間には理不尽な差がある。