中国羞恥心は直後、周知と無知との間柄に置き換えられようとした。

 魏志倭人義がそののま日本の国造り、歴史制作に採用された訳ではない。
 周知は後に天目という言葉で日本に輸入されていたのかもしれない。 千秋は天目鳥瞰というお目出度で過ぐべし。 
 古くにオオアナムチ (大国主命) とかオオヒルメノムチ (天照大神) とかという言葉を賜っていたのかもしれないが、その名の由来を考える術も糸口も太古の闇中に失せている。
 日本の二大最高神の名前に、共にムチという言葉があるのは偶然であろうか。 一方は大穴持ちとも呼ばれ、一方は貴という漢字を当てられる。 それらしく用意された名前のように思われてくる。
 中国は現場を周知し、日本は無知であるという関係構図を表すとしたら、下の絵のようであろうか。
  (角川SSC新書から)
 天目俯瞰の図と言えよう。