しかし正直者の評価に挑戦するがごとく、上の家の弟に偽言癖付けの日程が絡まることとなる。

 大の男が童子一人に一年は掛かっていたという。 「この一年は駄目にしたぞ」 「皆おいらが悪いのか」 本棚は極めて頑丈な長持ちのする造りのものである。 後は一切関わりを持つ事のないよう避けておられたそうである。
 世間に回っている薬物入りお茶なども届けられていたようであるが、陛下の御心の事では当然ない。
 電気量を高くしたり、といろいろな苛め作戦の絡まりを観察されたことがあったらしく、可哀相ではないか、とわざわざ声を掛けて帰られたことがあったという。
 地下回りをすっかり見抜くような、特別な観察情報を時折お受けすることがあったのであろう。
 運動の御子達で世の中が溢れるようである事もご存知であったと考えられる。