映画「スイング」(1942)を観て、日本の地下組織子孫の西洋側先祖を言い当てる。

 ビング・クロスビーが小繋村の田んぼに星の王子様のように舞い降りたことについては先述している。 多くの子孫が日本国土で活躍しておられるようである。 行儀のいい人であったようだ。 この時の湯田町滞在時の記憶が映画の素材となっていることが分かる。 上の家の吉蔵らしき相手役も登場して、坂本冬美美人をいかにしてフッたかが興味の一つとなっていたようである。 ふしだら噂多い世の中にモラルであることは理解できたが、やはり縒りを戻すべきである、というエンデングであった。 
 例によって似た顔の役者が出ているようでもあるが、実因者は二人、と推察される。 ビング・クロスビーとヒロインのリンダ役の女優。 「ハツさん」 の母親と見る。 高峰英子さんの母親。 ショートカット二回縁という紹介であったが、秀吉の朝鮮役での一回と、もう一回は西洋でのことなのかもしれない。 ショートカット髪の高峰さんが若々しい。 一重瞼の子供を懐かしがる先生がいたのであろう。
 本内部落になかなかの人数のハツさんが派遣されていたようである。 騎衛門氏一軒の家族とばかり考えていたのが不理解の基であった。 忠多郎氏の母親たる方も別個のハツさんであった。 満州バイカル湖から舞い降りて来た人達ばかりの植民地ではなかった。 まだ五郎八家もいた。