組織が戦争趣味であったことと鎖国政策が賢明であったこと

 開国と共に、間もなく戦の気運が高まっていた。
 組織は何に向かうともなく兵気を起こし、人を争い合わせる戦争趣味を常態としていたようである。
 世界史プランというものを踏まえた上で各国世界の歴史を振り返ってみるなら、誰でも気が付くことがあるはずである。
 これを見届けた上での鎖国主義というものなら、考えの深いことであり、了見の狭いことではなかった。