三国志時代後の、五胡十六国時代及び南北朝時代の中国史における唯一不二の状況を国の名を挙げることによって、考察のヒントとしてみたい。

 漢、前趙後趙前涼、魏、前秦前燕西秦後涼南涼北涼西涼、夏、後秦後燕西燕南燕北燕北魏、後魏、西魏東魏北周、北齊。
 一つたりとも、独自な自ら自体を示すような国名ではない。 コピーか後塵を拝したいだけの国名が乱立連続している。
 国の相続の行方知れない細切れ状態を表しているとも言えようか。