指切り拳万嘘吐いたら針千本呑まそ。

 この間の中国の時代劇映画に、針千万本も降り掛かるような矢の表現があって不思議な気がしていたのであるが、この童謡をヒントとしたものなのであろう。
 実際に針千本呑まされたというような話を伝え聞いたことはない。 江戸時代になら呑ませられるような縫い針も、家庭的な用品として身近に存在していたであろうか。
 日中間三千年の真実に基づいた懸案の提出とは思われない。