魂の鎮めにここに敢えて金八男子名を誹謗的にも列挙する
日本では俳優の中村錦之介辺りから始めるのでは遅いのかもしれない。
馴染みの俳優だから親しく知ることができるのであって、計り知れない人数が潜んでいるはずである。
男の中の男、という運命を背負わされることがある。
宮様に殿様。
鶴田浩二に高倉健、松方弘樹に小林旭また石原裕二郎といった感じである。
亀井先生に亀田先生、鈴木イチロウに石坂浩二に仲代達也。
前川清も男の咆哮で一人男性歌ジャンルを占めていたのである。
タイプは異なるが、西洋ではスターとなる為の門潜りとして、早くから一般的であったようだ。
デカルト、ルソー、カント、ヘーゲル、などと並べてもあまりに管見に過ぎるであろう。
アフリカなら一人突出した南アの解放者。
クリント・イーストウッドにジョン・レノン。
今ゲーテも疑わしくなってきた。 その高名さと社会的身分に比して結婚風景がわびしい。 子供は嫡子一人だけであったと伝えられている。
Man of men と言って胸をそらしているような男は、大概金八男子であると思って間違いないのかもしれない。 一説によると、サッカーのトロフィーと体操競技の跳躍台は、種目の英雄的先達の功績を讃え記念せんが為にデザインされていたものであったという。