建国来の危機に及んで、目先が短過ぎないであろうか士達よ。

1. 命は自分一人だけのものではない、先祖代々、泣き悲しむであろう妻・子供・親、また誠実履行の責任ある社会のためにもあるのではなかろうか。
2. 命はとにかく落とせない、と考えるべきである。 戦闘現場に打って出たのではない。 全名簿たるや討ち死にではなく犬死にである。
3. 名誉ある戦闘現場でなければ、どのような現場で、男や女がその体を空しく転がしてきたのか考えるべきではなかろうか。
4. その虚しくなった我が体は、袋からこぼれ落として不明なままの豆粒のようなものではない。 現場を推定すべきである。
5. 敵とは未来永劫に、我が体を殺傷した武器所有者であり、武器使用発動者である。
6. 望まれるべき姿は、神頼み貴方任せではなく、自ら強くなって一切押し止めることであろう。 「国民が明るくなるまでだ」 という予言もあった。 人類史の夜明けは国民の防衛力にかかっている、ということは最も真っ当なことである。 組織は日本人他の国民を殺そうとしているのであるから。
7. 強くなるとは、空手によってでも剣道によってでもなく、空軍陸軍という武力によってでもない。 なんとしてでも我が体を口を開けたゴボウのように転がされ、引きずり蹴散らされないよう、身構え用心することに違いあるまい。 
 何度も言えば、身構えるとは空手によるのでも剣道によるのでもない。 確かに、奥処に入ってしまったら最後、刺し締めの暴行を免れがたい、という一パターンもある。

8. 人間の体は箱や袋の中のマジックショウでは消え失せない。 室たる空間が必要である。 また人の眼を避けたゾーン。 そして運び去るための連絡ルート。


<国民に発言して得点しないようにと、予め神経質に一所懸命な者がいるものであるが、この野戦状況所々の国土の場合、もっと落ち着いて宮本武蔵みたいに、理性的に構えるべきではなかろうか。>