2012-01-02から1日間の記事一覧

更に彼の者の人生経歴に寄せられた解答例の一つを。

数学科の長崎先生の事を思い出す。 一族大勢の中からどういう訳か一人上の家に関心を持ち、中学時代の事か遥々平泉近在から北上市まで自転車で通った経験者であり、岩手大学で空手部の主将を張り、担任として上の家の者の前に立つ。 高校教師の身分ながら故…

中代氏と彼の者との連帯感は強いものであったようである。

共に雇われることを望んでいたが、彼は列の中に入ることができなかった。 どうしてであろうか。 下痢症状に悩み憔悴しきっていたものと推理する。 重い症状であったと思われる。 朝会の列を外して建物の屋のような所にまで走った事があったのであろう。 これ…

自分達自身についての内部口伝というものには高い信ぴょう性があるようである。

中代氏の藤原氏就職について、記録者側の立場からいろいろな思惑がなされていたようである。 記録者は、かつて朝廷から派遣された身の上でありながら後に安倍氏の待遇に厚く与り、学を修め師となるほどの教養人であった。 学林は衣川の関直近の月騰神社辺り…

安倍氏時代の日記とは稀なる世にも不思議な古文書である。 しかし実在しているという。

歴史学的には古文書実物がある限りのエピソード伝である。 活字として保存されることを切に望み申し上げたい。